大投手の末路が哀しい
現在のプロ野球・オリックスの
前身である阪急ブレーブスの
大エースだった米田さんが、
300円ほどの品を万引きとかで
逮捕されたとか・・・、
屈強な大エースだった米田さん。
話を聞かせてくれるなら一緒に
呑んで、奢りもしたのに。
右の米田、左の梶本、
万年Bクラスだった弱小球団で
ありながら、二人で通算600勝
するほどの左右の名投手だった。
堅実な梶本さんと違って豪快な
米田さんは残念だけど生き方を
間違えたのかなぁ・・・、
寂しい限り。
うちの先祖の土地から出た方と
親しみもあったのに。
活躍された時代は子供の頃で、
パリーグの最下位を競うような
チームだからテレビ中継なんて
ありゃしない。
グランドの周りを競輪が走る
ような西宮球場なんて、何処に
あるのかも知らなかった。
南海を相手に大阪ナンバ球場
近鉄を相手に森ノ宮日生球場
で観るしか無かった。
オッサンが揃ったような時代の
プロ野球は、小汚い下品なヤジ
が飛び交うような修羅場のよう
だったけど、
それはそれで面白かった。
日生球場の土手のような外野席
で、うどんを食べたり懐かしい。
阪急の応援では阪急電鉄勤務の
今坂さんの声は独特だった。
こんな頃も有った、
現在世界に発信されたyoutube
動画が2ヶ月で800万アクセス
を超えているウチの息子が
南海の帽子を被って大阪球場
からの帰りに倒産したワルツ堂
で、買い物に入ったら店員さん
が、「ボク、南海どやった?」
と聞かれたのを思い出す。
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