ひとりがたり

偏ったメンドクサイ方は御免です。

むかしの仏映画




仏の映画監督、Fトリュフォーが

撮った「隣の女」を久しぶりに

観直したのですが、相変わらずに

凄いキツイ内容だなぁを再確認。



François Truffaut - The Woman Next Door / Georges Delerue


可愛いい嫁と幼い息子と3人家族、

穏やかな家庭で暮らしていたのに

道向かいの空き家に夫婦が転居し

て来て波乱が起こります。


家財を運び込むのが落ち着いた頃、

「初めまして」と

挨拶を交わします。

イヤイヤ、先住の旦那と転居して

来た妻とは面識があるんですよ。

昔はイイ仲だったのに結ばれずに

別離となった、何年後かに突然の

再会。


映画です、波風立たせて騒がせて

男と女に愛だの恋だのを蘇らせる。

お互い家庭が有り愛の再燃なんて

考えられないのに、映画です。

町のホテルの18号室に来て、

だなんて電話をしてしまう。

行かなきゃ問題も起こらずに

収まるのに映画です行ってしまう。


ふたりが知り合いだなんて聞いて

ないよぉ~な先住の妻と隣の女の

旦那様。

とんでもない結末は・・・

言いたいけれど言えませぬ、

観てのお楽しみ。


気持ちを抑えているのに、

ハートに火をつけられて

燃えたら、それはダメと言う

男と女、女と男・・・

幾時代を経ても絶えない物語。


そういえば、大河の「べらぼうめ」

鳥山検校が面白いですね。

社会の役得に便乗し高利貸しで得た

大枚を積んで瀬川を身請けして、

後に、破産してしまうなど物語な

一生だったようで。



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