フォアマン逝く
おもて寒いよね+1 / 吾妻光良& The Swinging Boppers
ボクシング、元世界ヘビー級王者の
ジョージ・フォアマンの訃報。
波乱の一生だったよね。
日本で言えば団塊の世代、
男ではBye-bye!の順番を待つ頃かな。
突然で驚いた火野正平さんも彼と
同じ、1949年の生まれか・・・・。
沢木耕太郎さんのコメントを読みたいな。
アリとの一戦で米国まで観に行こうか
迷っているうちにチケットが完売されて
後悔が増して、観たい思いが高まって、
知人や関係者を訊ね周った挙句に、
「自分が観るより、沢木さんに」と
譲ってくれる人が居るとの話が舞い込んだ、
その方が誰かを知って沢木さんが驚いた、
「高倉健」さんですよ。
その経緯は、
沢木耕太郎「銀河を渡るー全エッセー」
の第五部「深い海の底に」*別れる
に詳しくエッセーに書かれています。
愛すべき沢木さんは1947年生まれ。
年に一度、イヴの夜に語られるFM放送が
あります。
どちらかと言えば冗舌に語られるタイプ
では無く、カッコ付けた様子は皆無で
温かさと誠意が感じられる方です。
去年の録音を紹介しておこうかな、
J WAVE CHRISTMAS SPECIAL 沢木耕太郎~ミッドナイト・エクスプレス 天涯へ 2024~ 20241225 2
今年、78才になられるとは思えない
若々しい感性の語りは声色に枯れを
感じるものの、やさしさと温かさは
深みを感じます。
始まるなり先日書いた近藤正臣さんが
住まいする郡上八幡を訪れた話題や、
その土地で起こった郡上一揆を語った
講釈師の馬場文耕を主人公とした
「暦のしずく」のことやらが続く。
この作品で沢木さんに直木賞と願って
いるのですが・・・。
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